マニュアル車は難しい…そんな苦手意識を克服するための3つのポイント

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「マニュアル車の運転免許を持っているけど、乗っているのはいつもオートマ車」という方も多いかと思います。
日本の道路が交差点や信号が多いためにマニュアル車に不向きであるという点がオートマ車が主力になっている要因の1つです。
さらに重ねて、マニュアル車は操作が難しいということが苦手意識に輪をかけているのでしょう。

マニュアル車への苦手意識…3つのポイント

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マニュアル車はどうしても苦手…そんな方の多くに共通して言えるのは、オートマ車になくてマニュアル車にある独特の操作でしょう。
その代表がクラッチ操作とギアチェンジにあります。
また、これらの操作があることで坂道発進では難易度が上がり、さらにはエンストというマニュアル車独特のトラブルも引き起こされるのです。
あちらこちらに気を配りながらドライブしなければならない…だからこそ苦手意識を抱く方は多いのでしょう。

しかし、逆に言えば、これらクラッチ操作とギアチェンジをマスターできれば、苦手意識はなくなるということも言えます。
そうなれば、マニュアル車を運転する楽しみを見出だせることにもつながるでしょう。

1.エンストしない走り方をマスターしよう

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マニュアル車の場合、エンストというリスクを背負っています。
路上でエンストしてしまうと、後続の車両に迷惑をかけてしまったり、交差点で立ち往生してしまったりと、バツの悪い気持ちになってしまうでしょう。
さらに、エンストが焦りを生んで、慌てて発進させようとし、またエンストしてしまう…深みにはまって抜け出せなくなることも。
それゆえにマニュアル車に対する苦手意識が植え付けられてしまうこともしばしばあります。

マニュアル車への苦手意識を払拭するためには、エンストをしない走り方をマスターすることが大切です。
エンストの原因はクラッチ操作とギアチェンジにあり、これらはまさにマニュアル車の最大の特徴でもあり、ドライビングの基本ともなります。
これら基本をしっかりマスターすることがやはり大切なのです。

2.発進時のクラッチ操作

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クラッチ操作はマニュアル車を運転する際には基本になります。
踏み込んだクラッチを少しずつ上げていき、アクセルを徐々に踏み込んでいく…このときの感覚を両足に染み込ませることが大切です。

サイドブレーキをいっぱいに引いて、クラッチとブレーキを踏み込み、そこからサイドブレーキを下げて、ブレーキを離し、クラッチから少しずつ離していき、アクセルを踏み込む…これがクラッチ操作の基本の流れとなります。
クラッチ操作をしっかりマスターし、慌てたり、操作を省いたりしなければ、通常の平坦な道の発進だけでなく、坂道発進においても問題なく動作させることができるでしょう。

3.ギアチェンジのタイミング

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オートマ車とは異なり、マニュアル車の場合はギアチェンジも自分自身で行わなければなりません。
まずクラッチ操作で発進したら、時速20キロあたりのところでギアチェンジをするのが目安となります。
ギアチェンジをする際もクラッチをゆっくりつなぎながら、アクセルを踏み込んでいきます。
このときも、エンジンの力を効率よくタイヤに伝えるために、クラッチ操作はゆっくりと着実に行います。

ギアチェンジをする際はクラッチを踏み込み、アクセルから足を軽く離してから、切り替えをします。
切り替えたら、アクセルを少しずつ踏み込み、クラッチからも少しずつ足を離していきましょう。
スピードが30キロから40キロ程度になったのを目安に、さらにギアチェンジしていきます。

これがギアチェンジの基本となりますが、やはりいずれにしてもクラッチを上手く操作できるかがカギとなります。
クラッチをつなぐ際のペダルに対する微妙な力加減…この感覚をしっかりつかめば、苦手意識は徐々になくなるはずです。"

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